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読書の記録

「半落ち」 横山秀夫

現職の警部がアルツハイマーの妻を殺し自首するが、
殺害から自首までの空白の二日間については固く口を閉ざす。
犯人に関わってゆく人たちはリレー式に
県警から地検、地検からブン屋、ブン屋から弁護士、弁護士から裁判官
裁判官から看守へと章を分けて続き、
二日間に何があったかを知ろうとするが…


読み終わって思う事は組織の圧倒的なチカラと一期一会。
真実にたどり着くには組織と闘わなければならない。
どんな人間でも何かに属して生きている。嫌気がさしてそこから脱け出しても
社会で生きてゆくにはまたどこかに自分の身をおく。

生きてゆくのは大変パワーを使う事なのだ。

一期一会、そして、出会いは別れのはじまり…
はかなさを知れば 人との出会いを大切にする。


看守の章でドキッとする一文があった。
「歳月というものが、これほどまでに速く、しかも呆気なく過ぎ去っていくものだとは思わなかった。
暗闇の中をおっかなびっくり歩いてはいたが、心のどこかで自分の人生を信じていた。新たな展開。好転。逆転。
しかし、何も起こらなかった。」

いい時もいい事もそれなりにあったろう。
それでも、そう思う気持ちが痛いほどわかる。
絶句するほどショッキングな一文だったよ。

日本のミステリー作家で一番好きな作家は高村薫。
その次が横山秀夫になった。

すごい本でした。
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プロフィール

@KEI

Author:@KEI
1974年2月東京生まれ 
茨城育ち
ベーシスト

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